FC2ブログ
面白い事を探したい。 

味わい深い琥珀色ソング

ウミネコサンライズ - 夕焼け (2006)


バンドを組みたく青森から単身上京し、2004年に「くるり」主催のレーベル
「NOISE McCARTNEY RECORDS」からソロデビューした、シンガーソング
ライター古里おさむ(Vo,Gu)が、2006年にイラストレーターのユタカサプライズ
(Key,Cho)と共に結成 したバンド。
当初は髭(HiGE)の佐藤"コテイスイ"康一が、ドラムスとして在籍も07年1月
脱退。

味わい深いルーズで詩的なボーカルと演奏、そしてレトロなPV。
見るもの全てを琥珀色に染める傑作。

■関連記事
夕日に映える琥珀色ソングふたたび - ウミネコサウンズ
ロックンロールは髭(HiGE)それが合図 - 髭(HiGE)
スポンサーサイト



日差しを浴びて伸びをするような曲

イノトモ - 坂道 (2000)

2ndアルバム『風の庭 (2000)』収録

98年にデビューした、福岡県出身の女性シンガーソングライター。
吉祥寺中心に活動を行っているため、別名「吉祥寺の歌姫」。
また、NHK「しばわんこの和のこころ」の主題歌「和のこころ」を自作し
歌っています。
邦楽のお気に入りでは「はっぴいえんど」や「サニーデイ・サービス」を
挙げており、曽我部恵一もプロデュースで参加。

PVでは曲のタイトルどおり、坂道の多い場所として尾道で撮影し、穏
やかな曲調と良くマッチしています。

週末に深夜の映画を観た気分になる曲

ASA-CHANG&巡礼 feat.ハナレグミ - カな (2004)

4thアルバム『みんなのジュンレイ (2005)』長編バージョン収録

1998年に、ASA-CHANG(朝倉弘一,Per)、浦山秀彦(Gu,Prog)により結成さ
れた音楽ユニット。
2000年にU-Zhaan(湯沢啓紀,Tabla)加入。
ちなみにASA-CHANGは、93年に脱退した元東京スカパラダイスオーケス
トラのリーダー。

口癖のような歌詞に同期するリズムと、70年代後半のマイナーな日本映画
のBGMのようなサウンドが合わさった映像感覚溢れる作品。
PVの雰囲気も、まるでその時代の映画のワンシーンのようで、同じくその時
代から影響を受けていると思われる、竹中直人の演劇に挿入される踊りの
部分と、同じ世界観を感じます。
味わい深いボーカルでフィーチャーされているのは、ハナレグミの永積タカシ
で、母体のSUPER BUTTER DOGの名曲「サヨナラCOLOR」は、曲を元に竹中
直人により映画化されています。

解散が理不尽にさえ思える良質のバンド

SMILE - クラゲ (1998)

4thアルバム『FOR YOUR SMILE (1999)』収録

80年代前半の中学生の頃から音楽活動をしてきた浅田信一(Vo,Gu,
作詞,作曲)を中心とした浜松市出身のバンド。
95年にデビューし2000年に活動休止。2004年正式解散。

浅田自身バラードが得意のようですが、ミドルテンポの曲も安定感が
あり心地良く、現在ではCHEMISTRYやKinKi Kidsなどへの楽曲の提
供も行っています。

ジャケットやPVを観て分かるとおり、音楽性が違うにもかかわらず、
当時配給が同じで上り調子だったオアシスを真似て、レーベル側が
バンドイメージを仕立てようとしたのは安易かつ逆効果で、結果とし
てバンド自体のアイデンティティを失わせたと思います。

説得力がある完成度の高いメロディー

藍坊主(あおぼうず) - ハローグッバイ (2006)

4thシングル『ハローグッバイ (2006)』収録

1999年に佐々木健太[hozzy](Vo)、藤森真一(Ba)等により、前身となる
ブルーハーツやウルフルズのコピーバンド「ザ・ブルーボーズ」を結成。
翌2000年に「藍坊主」と改名。01年に田中ユウイチ(Gu)、05年に渡辺
拓郎(Dr)が加入し、現メンバーが揃った小田原市出身のバンド。

この作品は元々藤森の作詞・作曲で完成していたラブソングを、佐々木
がリアルタイムの心情が歌いたくて作詞し直したもの。
完成度の高いメロディーが魅力で、バンド自体も目まぐるしく進化してい
きます。

浮遊する心のサイケデリック・トリップ

想い出波止場 - SUGAR CLIP (1997)

6thアルバム『VUOY (1997)』収録

1987年に結成された、ボアダムスの山本精一(Vo,Gu)、津山篤(Ba,Vo)を
中心としたサイケデリック・ユニット。

シド・バレットがマインド・トリップしてしまったピンク・フロイドの1stのように、
ポップの中に潜む浮遊する空間に心が迷い込む、取り扱い注意の傑作音響。

ひたすら乗りの良いクセになるバンド

the chef cooks me - WEEKEND MAGIC NUMBERS (2006)
(ザ・シェフ・クックス・ミー)

1stアルバム『アワークッキングアワー (2006)』収録

2003年に、ライブハウス「下北沢ERA」で働いてた下村亮介(シモリョーVo,
Key)が、出演バンドに影響されて、佐藤雅之(ニーチェGu,Cho)、吉野裕介
(ヨッシーGu)、高見沢亮(タカミーBa,Vo)、飯島拓也(ジマスDr)と共に結成
したバンド。

ジャムセッションから生まれてくる、チカラの抜けた乗りの良いダンスサウ
ンドがクセになる。

ソフトなサウンドに乗ったラディカルなテーマ

オーノキヨフミ - TVガール (2007)

3rd ミニアルバム『ラディカル (2007)』収録

2001年から本格的に活動している、北海道出身のシンガーソングライター。
2004年にメジャーデビューし、07年はインディーから音源をリリース。

この作品は、人が無自覚にテレビに依存している事への懸念をテーマに
しています。
また、この曲が収録されているミニアルバムのジャケットは、兼ねてから
交流があり、
自身もニューウェーブのバンドを、本格的に組んでいた事もある『よしもと
よしとも』氏。

小さな身体から溢れ出る魂の歌声

Superfly - ハロー・ハロー (2007)

1st Maxiシングル『ハロー・ハロー (2007)』収録

2004年に地元愛媛県の大学サークルをきっかけに、越智志帆(Vo,作詞)、
多保孝一(Gu,作詞,作曲)が結成した2人組ユニット。
2007年4月4日にこの曲でメジャーデビュー。
バンド名の由来は、ご存知カーティス・メイフィールドの有名曲より。

ロックとショウビジネスが蜜月を迎えていた頃の、70年代中期スーパー
スター風サウンドが力強く格好よい。
小柄でとてもパワフルな歌声の越智は、ジャニス・ジョプリンの影響が強く、
多保の髪型はロッド・スチュワートからの影響。けっしてムッシュかまやつ
では無いとの事。
尚、11月8日に多保が作曲に専念するため、ユニットからの離脱を発表。

CMソングから吹いたナチュラルな風

山田タマル - My Brand New Eden (2006)

デビューアルバム『start (2007.11.7)』収録

2004年頃からインディーズで音楽活動をし、06年にメジャーデビューした
東京出身の、作詞や作曲もこなす女性アーティスト。

この曲は、2005年に資生堂『マキアージュ』のCMにイントロ部分が使われ、
当時ネットでも話題になった曲で、そこから発展したもの。
プロデューサーはCM音楽製作会社「サーティース」の山田勝也で、「風が
吹いているようなもの」がテーマ。また、ナチュラルな人間性に惹かれて、
山田タマルを起用したとの事。
作曲はフィルムプロダクション出身の、映画音楽や出演歴もある中谷靖で、
イントロの口笛は本人によるもの。
モータウンからサイケデリックを通過した頃の、70年代初期アメリカン・サウ
ンドが洒落ている。

ミュージシャンズ・ミュージシャンの孤高の名作

Syrup16g(シロップ・ジュウロクグラム) - Reborn (2002)

4thアルバム『DELAYED (2002)』、『静脈 [Best] (2006)』収録

1996年に東京で結成された、五十嵐隆(Vo,Gu)、中畑大樹(Dr)、キタダ
マキ(Ba,2002年加入)によるバンド。
08年3月に解散。

切ないメロディーに乗る、浮遊した心から溢れ出る冷めた詩と、それを
具現化する浮遊感あるサイケデリックなサウンドが表現する、人生に
おいて諦観の境地に達した傑作。
Mr.Childrenの桜井和寿がこの曲をフェイバリットに挙げていたり、レミ
オロメンの藤巻亮太がリスペクトしていたりするのも納得の、ミュージ
シャンズ・ミュージシャンの五十嵐。

進化への奇跡の復活

Venus Peter(ヴィーナス・ペーター) - Hands (2006)

アルバム『Crystalized (2006)』収録

前回から引き続き、今回もヴィーナス・ペーターです。
2005年にオリジナルメンバーで奇跡の復活を遂げた、再結成後の
翌06年にリリースされた作品から。
とかく再結成というと同窓会的馴れ合い精神で、緊張感が無いも
のになってしまいがちですが、それぞれが音楽活動を続けてきた
ヴィーナス・ペーターは輝きを失っておらず、 音楽に対する愛情を
昔と変わらず強く感じます。
ギターの石田真人のブログ「Ishidaiary」でも述べている通り、音楽
に対して真剣さ、誠実さをもった再結成です。

この作品は、ヴィーナス・ペーターの一番のファンは自分たちだと
言っている、メンバーの音楽に対する気持ちが伝わってくる感動的
な傑作。

■関連記事
渋谷系の硬派、伝説のエース再登場 - ヴィーナス・ペーター

渋谷系の硬派、伝説のエース再登場

Venus Peter(ヴィーナス・ペーター) - The Tripmaster Monkey (1993)

アルバム『BIG“SAD”TABLE (1993)』、
『DELUXE EDITION [THE BEST OF V.P] (2006)』収録

1990年から94年まで活動した、現『OCEAN』の沖野俊太郎(Vo,Gu)、同じく
現『OCEAN、Daffodil-19』の石田真人(Gu)、現『K.O.G.A. Records』社長の
古閑裕(Ba)、現『Daffodil-19』の土中康史(Gu)、現『うらとこ慕情』の小松孝
信(Dr)による東京のバンド。
05年に再結成し、06年には13年ぶりのアルバム『Crystalized』をリリース。
07年12月8日(土)には下北沢251でライブ。

渋谷系の両雄であるフリッパーズ・ギターは、お洒落でアカデミックな要素を
感じますが、このヴィーナス・ペーターは、硬派で原初的な要素が強いと思い
ます。
ベタな表現で言えば、フリッパーズがビートルズなら、ヴィーナス・ペーターは
ローリング・ストーンズか。

60'sガレージサイケ調のこの曲は、PV共々ロックの衝動的魅力に溢れていて、
バンド形態としてはフリッパーズより格好良いです。

ちなみに、オフィシャルサイトを代表しての石田真人公式ブログ「Ishidaiary」は、
ミュージシャンの立場から見た問題意識を持った視点が面白くオススメ。

■関連記事
進化への奇跡の復活 - ヴィーナス・ペーター

偶然を上手く利用する魅力的なキャラクター

Base Ball Bear - 真夏の条件 (2007)

5th Maxiシングル『真夏の条件 (2007)』収録

2001年に、かねてからミュージシャンを目指しバンドを組みたかった小出
祐介(Vo,Gu)が、高校の文化祭をきっかけに、メンバー湯浅将平(Gu)、関
根史織(Ba,Cho)、堀之内 大介(Dr,Cho)を集め、文化祭終了後に正式に
結成したバンド。
バンド名の由来は、小出の思いつき『Base Ball 』から、湯浅がそれに合
う単語『Bear』 を考えて出来たもの。

ニューウェーブからブリットポップまで通過し、ディスコパンクを経験したよ
うなサウンド を聴かせます。ロンドンのバンド『White Rose Movement』を
少し連想。
この作品は、珍しくストレートな曲調でドライブ感溢れる勢いの有る曲。

ジャパニーズ・ディスコパンク・アンセム

hare-brained unity(ヘア・ブレインド・ユニティ) - ORION (2006)

メジャーデビューアルバム『EVEN BEAT (2007)』収録。

1999年にそれぞれバンド活動をしていた長崎の高校の同級生、布谷吉崇
(Vo,Gu)、吉田大佑(Gu)、和田大樹(Ba)、大坪徹志(Dr)が上京をきっかけに
結成したバンド。
通称「ヘアブレ」。

突き進むようなリズムに続く、ポジティブなギターリフとメロディーが、希望を
失わない詩と共に、リスナーを後押しするディスコパンクのアンセム。

臨界を超えた音の塊

FoZZtone(フォズトーン) - Elevator (2007)

メジャーデビューミニアルバム『景色の都市 (2007)』収録

2001年、竹尾典明(Gu,Cho)と渡會将士(Vo,Gu)が中心となり、前進のバンド
を結成。
02年、越川慎介(Dr)が加入。バンド名が現在のモノに。03年、菅野信昭(Ba)
加入で現編成へ。
07年5月にメジャーデビューした、東京を中心に活動しているバンド。

ドラムを除く3人が曲を作れる事と、メンバー全員の音楽的嗜好の相違により、
それぞれの音を重ねた時に、得体の知れない予測不可能な化学反応を起こ
します。
この曲は、大都市での乾いた生活を、エモーショナルに表現した傑作。

シンプルなサウンドに込められた淡い想い

ランクヘッド(LUNKHEAD) - 夏の匂い (2006)

4thフルアルバム『FORCE (2007)』収録

1999年に、それぞれバンド活動していた愛媛の高校の同級生、小高
芳太朗(Vo,Gu, 作詞,作曲)、山下壮(Gu)、合田悟(Ba)、石川龍(Dr)が
卒業記念ライブの為に結成したバンド。
2000年にそれぞれが進学で上京し、改めて結成し直す。

純文学の様な純朴な内容の詩に、飾り気の無いシンプルな演奏が
良く似合います。
なぜか、歌詞の内容とPVのストーリーが逆で、サウンドの雰囲気だ
けは違和感が無い作品。

個性が協力して創造する革新的温もり

APOGEE(アポジー) - グッド・バイ (2006)

1stアルバム『Fantastic (2006)』収録

2006年に活動休止した、アコースティックユニット「ビンジョウバカネ」の
永野亮(Vo,Gu) が、それと平行して2001年に間野航(Dr)と結成し、その
後、大城嘉彦(Syn)、内垣洋祐 (Ba)が加入し、2003年から本格的に活動
を開始した東京のバンド。

メンバー4人の個性が協力し合って創り出される、温もり有る曲。
スピッツがNew Wave全盛の80年代に現れたような、PVも含めてシュー
ルレアリズム (超現実主義)的な作風。

色気の有る和の響き、艶ロック・サウンド

椿屋四重奏(つばきやしじゅうそう) - 恋わずらい (2007)

5th Maxiシングル『恋わずらい (2007)』収録

2000年、仙台市で中田裕二(Vo,Gu,作詞,作曲)を中心に結成。01年、上京。
03年、永田貴樹(Ba)、小寺良太(Dr)が加入。06年、安高拓郎(Gu)が加入し、
現メンバー全員が揃う。
2007年、メジャーデビュー。

バンド名の由来は、日本にこだわりを持っていた中田が、日本を代表する
ようなバンドになりたいという想いを込めて、それを象徴する花の名前「椿」
を、「~屋」はインパクトのあるモノとして付け、そして、4人組のバンドにし
たかった為「四重奏」とした。

この作品は、情念渦巻くような色気ある詩やボーカルと、昭和を感じさせる
レトロフューチャー的なロックサウンドが魅力。

ちなみに、仙台市出身では「ザ・キャプテンズ」も個性的です。

■関連記事
東北の隠れた冬の名曲 - ザ・キャプテンズ

激しくフラッシュバックする芯の有るサウンド

NICO Touches the Walls - アボガド (2006)
(ニコ・タッチズ・ザ・ウォールズ)

ミニアルバム『runova×handover (2006)』収録

2004年、光村龍哉(Vo,Gu,作詞,作曲)、古村大介(Gu)、坂倉心悟(Ba)、
対馬祥太郎(Dr)により結成。
2007年、メジャーデビュー。

混沌とした導入部から、疾走する曲調へと転換するカタルシスが快感
を呼ぶ。
80年代に日本のバンドが持っていた、艶やかさを感じる。

九州男児の「めんたいビート」リバイバル

DOES(ドーズ) - 修羅 (2007)

2ndアルバム『SUBTERRANEAN ROMANCE (2007)』収録

2000年に、長崎出身の氏原ワタル(Vo,Gu)を中心に福岡で結成したバンド。
2003年頃に現メンバー、宮崎出身の赤塚ヤスシ(Ba,Cho)、鹿児島出身の
森田ケーサク(Dr,Cho)が揃う。
2006年にメジャーデビュー。

2000年代版「めんたいビート」とも言うべき、活きの良い骨太のサウンドと、
日本情緒たっぷりな詩が心地よい。

テレビ東京系アニメ「銀魂」エンディングテーマ。

ロックンロールは髭(HiGE)それが合図

髭(HiGE) - ロックンロールと五人の囚人 (2006)

3rdアルバム『PEANUTS FOREVER (2006)』収録

2000年頃に結成された、須藤寿(Vo,Gu)、宮川トモユキ(Ba)、斉藤祐樹
(Gu,Key)、佐藤"コテイスイ"康一(Per)、川崎"フィリポ"裕利(Dr)、による
ツインドラムを擁する茨城県出身のグループ。
バンドの命名は、それまでのバンド名が気に入らなかった、後から入っ
た須藤が「漢字の形が格好いいから」と決めた。

モッズとサイケの中間のビート・サイケと、その60年代から2000年代を
経由してきたグルーヴィーなサウンドが格好良い。
ボーカルの声とキャラクターは、ロックンロールの至宝のひとつ。

ひんやり冷たい狂熱のグルーヴ

8otto(オットー) - 0zero (2006)

1stアルバム『we do viberation (2006)』収録。

1999年、大阪で前身バンドとなる「Sugar for a dime」結成。
2004年、現メンバーのリョウ(Gu,Ch)、セイエイヨシムラ(Gu)、TORA(Ba)、
マエノソノマサキ(Dr,Vo)が集まり、これを機にバンド名を「8otto(オットー)」
にする。
バンド名の由来は、覚えやすく世界共通語で縁起の良い「8」とし、「otto
(オットー)」はそのイタリア語読み。

アルバム通して、ザ・ストロークスの2nd『ROOM ON FIRE』のエンジニア
「シオカトシカズ」のプロデュース。
冷やりとするシャープなギターが、切れ込んでくる展開が格好良い。また
ボーカルの声も、それに負けていない。
典型的なディスコ・パンクですが、下手な外国のバンドより緊張感が有り
ます。

神秘の国のナターシャ

Bat For Lashes - What's a Girl to Do (2007)

1stアルバム『Fur & Gold [from US] (2007)』収録

神秘的な世界観を持っているブライトンのシンガー・ソングライター、
パキスタン系イギリス人のNatasha Khan率いる四人組ガールズ・
ユニット。
不思議の国のアリスを連想するこのPVは、音と映像のマジックが
起きている創造性豊かな作品です。

静かに照らす揺らめく蒼白き炎

sleepy.ab(スリーピー) - メリーゴーランド (2007)

4thアルバム『fantasia (2007)』収録

1998年に札幌で、音楽専門学校卒業生の成山剛(V,G)、山内憲介(Gu)、
田中秀幸(Ba)等により、母体となる「sleepy head」を結成。
2002年新たに津波秀樹(Dr)加入し、これを機にバンド名を「sleepy.ab
(スリーピー)」に改名。「ab」は発音しない。
ちなみにバンド名の由来は、「眠り」をテーマに幅広い表現への思いから、
絶対的の absolute、抽象的のabstractの、対義語それぞれを表す「ab」を
用いて付けられてい ます。

この作品は、オルガンの音色や曲調に合わせたPVが秀逸で、神聖な
雰囲気を新し い感覚で表現しています。
改名前のバンド名からも分かるとおり、全体的にRadioheadに似ていて、
ボーカルの 歌い方もトム・ヨーク似なのが、賛否が分かれるところだと
思います。

歌と演奏、全てにおいて変態的な凄いバンド

Stump - Buffalo (1986)

ミニアルバム『Quirk Out (1986)』収録[Producer & Engineer: Hugh Jones]

1984年頃にロンドンで結成された、Mick Lynch[元Microdisney](Vo)、
Kev Hopper(Ba)、Rob McKahey(Dr)、Chris Salmon(Gu)からなるグループ。

インディーズで録音されたこの曲が、NMEによる伝説のC-86コンピレーションに
収録されていますが、Talulah Goshや初期Primal Screamとは共通点が少なく、
厳密にはCaptain BeefheartやBrand Xに影響を受けていたようです。
また、タンタンのような髪型をした、細身で長身のボーカルMick Lynchの
キャラクターは、このバンドを上手く体現しています。
何れにしろ、この時の成功によってメジャーのEnsign Recordsと契約しました。

Stump - Chaos (1988)

メジャーデビューアルバム『A Fierce Pancake (1988)』収録

メジャーレーベルEnsign Recordsでの1stアルバムは、当初Holger Hiller
プロデュース、Stephen Street録音でレコーディングが進められていました
が、Stephen StreetがMorriseyとの仕事で抜けると、メンバーとHolgerの
関係が悪化し、以前仕事をしたHugh JonesにMixを依頼、かたやレーベル
側はJohn Robieをプロデューサーとして勝手に用意してしまうといったよう
に、かなり混乱したようです。

Stump - Charlton Heston (1988)

メジャーデビューアルバム『A Fierce Pancake (1988)』収録

またこれを機にレーベル側はバンドに商業主義的志向を要求し、結果これが
メンバーの関係に亀裂を生じさせ解散に至りました。
その問題の作品が、アルバムの中で浮いているJohn Robieプロデュースの
上記の曲です。

[追記]
解散後、ベースのケヴ・ホッパーはハイ・ラマズのアルバム・ジャケットを描い
たり、ミュージカル・ソウ奏者としても活動しているようです。

ハードな演奏に甘いメロディの誘惑

9mm Parabellum Bullet - The World (2007)
(キューミリ・パラベラム・バレット)

プレ・デビュー盤『The World e.p.[Limited Edition](2007)』収録

2004年に横浜で結成、2007年にメジャーデビューした、菅原卓郎(Vo,Gu)、
滝善充 (Gu)、中村和彦(Ba)、かみじょうちひろ(Dr)からなるグループ。

全身全霊を捧げる様な激しい演奏と、それに相反する甘いボーカルと
メロディが特徴のバンド。
ライブに定評がある彼等ですが、作詞やメロディメイカーとしてもかなり
の力量が有ると思います。
特に、この曲のサビ「呼吸を止めて確かめてみる~」の詩とメロディは、
とてもキマってます。
プロデュースは、元SUPERCARのギタリスト「いしわたり淳治」。

メジャー1stアルバム『Termination』は11月14日にリリース。

■関連記事
「あの頃は良かった」と感じさせる、とても切ない曲 - SUPERCAR

クールに生息する北のニュータイプ

サカナクション - 三日月サンセット (2007)

ミニ・アルバム『GO TO THE FUTURE (2007)』収録

前回のmonobrightと同じ、今一番ホットな場所と言われている北海道
出身の男3人、女2人の混合バンド。
2005年、山口一郎(Vo&G)と岩寺基晴(G)の2人で札幌を中心に活動。
2006年に草刈愛美(B)、岡崎英美(Key)、江島啓一(Dr)が加わり現在
の形になる。

New Wave特有(今で言うDisco Punk)の、クールなホワイト・ファンクに弾
けるギター。
それに呼応したような、ソニー「BRAVIA」の海外CMを彷彿とさせるスー
パーボール のPVも格好良い。
また、「Mando Diao - The Band」のPVのようなカメラ目線も微笑ましい。
なんとなく、ボーカルに安田顕を連想。

■関連記事
広大なスケールを感じさせる大地のバンド - monobright

広大なスケールを感じさせる大地のバンド

monobright(モノブライト) - 20th Century Lover's Orchestra (2007)

1stアルバム『monobright one (2007)』収録

2004年に桃野陽介(Vo,Gu)のソロユニットとしてスタートし、2005年に
現メンバー瀧谷翼(Dr)、出口博之(Ba)、松下省伍(Gu,Cho)がサポート
として加入。
2006年に3人が正式メンバーとなり結成された、全員札幌の同じ音楽
専門学校出身のグループ。
ギター松下の提案「桃野クローン」のイメージで、全員メガネに白のポ
ロシャツ(機能 的にユニクロにたどり着いた)、黒のスリムジーンズとい
う格好。
ちなみに、ギター松下とドラムス瀧谷は伊達メガネ。

ソニーのDefSTAR RECORDSと契約するだけあって、骨太でスケール
が大きい、メ ジャー・サウンドを奏でます。
とくに、この曲の終わり近くでは「ガッタ、ガッタ」という言葉や、シャウ
トした声が、ウルフルズのトータス松本を連想させます。

■関連記事
クールに生息する北のニュータイプ - サカナクション
カレンダー
< 2007年11月 >
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
プロフィール

アブスト

Author:アブスト
少しずつ話題のジャンルを、
変えて行きたいと思います。

ブロとも申請フォーム
サイト内ランキング
アクセスランキング
ブログ内検索
Amazon商品一覧【新着順】
お笑いナタリー
RSSフィード
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

StyleKeeper
お気に入り